MASQ史上の中でも濃いめの作品。
カルピスなら原液とサントリーアルプスの天然水を1:1で割るくらいの濃さ。
頭隠して尻隠さずのタイトル
Mintのリアルレコードに黄色の画用紙をセロテープでくっつけて。
タイトル出しはあやちゃん。
「手だけ」になるように必死に隠れてくれているところがプロい。
後ろの3人は振りを踊っている。
前の2匹は次の「割れるバルーン」になるための準備中なんだけどシュール極まりない。
ねねちゃんは全曲WoWaでパンサーになっていたけどGolden Touchではブタさんになるためにパンサーの顔を後ろ向きに被ってブタさんの要素を増やしている。
激しく割れるバルーン
割れてる。
激しく割れるバルーンたちの個性が爆発している。
うららちゃんは確実に縦に割れて、ねねちゃんは割れた反動で、元パンサー、現ブタさんが脱げて、あやちゃんは弾け具合を両手両足で体現。
後ろの3人は振りを踊っている。
Mintをディスクジョック
こすこす。
うららちゃんの人差し指が針。
でぃじぇーーーいんだはあーーーーーう。
ぷぷぷぷぷぷぷうううん!
本物のMintレコードの出番としてこれ以上適切なタイミングはないと思ったんだけど、「生はこわい。なにかあったら取り返しつかない」ってことでケースに入れたままコスコス。
後ろの3人は振りを踊っている。
安室ちゃんが映らないテレビ
Mintレコードをひっくり返してテレビ代わりに。
「四角い」という理由だけでテレビに見立てた。
チャンネル合わせはねねちゃん。
スタジオのリモコンを持ってポチポチするときもあったけど、この指1本で伝わるチャンネルチェンジ。
何度押しても安室ちゃんが映らないテレビ。
後ろの3人は振りを踊っている。
膨らまないアフロ
アフロサイズ変わらずだけど「しゃがむ→立つ」で大きく見えるトリック。
この一瞬のためだけのアフロだからサビ前にポンッ!
後ろの3人は振りを踊り終わって1サビのポジションにつこうとしている。
ラミア、ラミダ、メミSHINE
Golden Touchは当初セトリに入ってなかった。
幕や全体のバランスを見て「2幕に何か1曲追加しよう」ってことになったけど、気持ち的にもスケジュール的にも新曲レッスンではなくて過去に触れた楽曲から選ぶことにした。
80曲の中から「2幕に合う曲」をいくつかピックアップしたけど、MASQ LIVE STYLE 2017で1回やってるGolden Touchを持ってくることにした。
最大の理由は「SHINE」
1曲追加される=1曲の振りを覚える=予定してた出演曲数ではなくなる=体力・衣装に影響が出る
こういう変更が起きるからなるべく負荷がかからないように「サビだけ全員で踊ってあとは小芝居」のスタイルにした。
サビのレッスンは毎年勝手に開催してる7月3日の「奈美Day」でフリーのオンラインレッスン。
あとは遊ぶだけ。
タチタチタチ!
小芝居ハケ中にダンスタイム
後ろにいた3人だけで振りを踊っている。
さとみちゃんとりょうちんは「それなら小芝居じゃなくて踊るよ」と振りを踊る選択をしてくれた。
さっきも説明したけど、振りが増えるとなかなかの影響力がある。
それでも小芝居組とのバランスを考えて「全部の振りを踊るよ」を選んでくれた。
だけど1番は小芝居がメインで見えないから2番は3人で踊ってるところをメインにさせてもらった。
このとき小芝居組はハケてるんだけど、ねねちゃんはパンサーを脱いで次曲のBirthdayの衣装に早替えしてる。
揺れるゼリー6個
ぷるぷる
ぷるぷるぷるぷる
とにかく揺れるだけ。
ゼリーになりきる。
PVの揺れ方は「ぷるるっ、ぷるるっ」だけどぷるぷるぷるぷる。
もぐらたたきセルフサービス
自分の腕で穴をつくってる。
1人1穴。
しかも個室。
セルフサービス。
こんなもぐらタタキは見たことがないよ。
これ最初に練習したときはどうしてもリズムに合わせちゃうから6モグラが全員同じタイミングで頭を出しちゃってね。
「穴から出てくるタイミングずらしてー!」
これまでに1度も聞いたことがない掛け声をかけたらたった1回で1モグラが出てくるタイミングがキレイにずれた。
リアルもぐらタタキみたいになった。
もうこのズレるタイミングがモグラたたきすぎた。
抱腹絶倒のモグラ練。
「モグラがバラバラに出たり入ったりする練習」だけで10分間爆笑。
視聴者の指ハンマーが当たって「目がバッテンになるモグラ」を再現するためにすんごい目瞑ってるりょうちん。
めちゃくちゃ細かいよ。
こういうとこなのよ、MASQが好きなのは。
ビリビリスケルトンとお神輿ラジカセ
Golden TouchのPVはおもしろいシーンがいっぱいあるけど、その中でもビリビリがけっこうお気に入りだったからここをやらせてもらった。
ラジカセはMintレコードを持つ、という案だったけどあれこれ試してるうちに「お神輿スタイルはどう?」に辿り着いた。
足を通して乗る小学生の騎馬戦スタイルの乗らないバージョン。
組んで仕上がるバージョン。
「おみこしとか久しぶりに組んだ」ってうららちゃん言ってたけど、私もだよ。
おみこし組んでる人、久しぶりに見た。
シャッター越しのブタ&オオカミ
ここだけのためよ。
ここだけのためにブタさんとオオカミさんを用意してくれたねねちゃんとうららちゃん。
ディズニー好きだから被り物ならなんでも持ってると思ったらしいうららちゃんが「このオオカミ持ってるよね?」って連絡を入れてきたけど持ってるよって返せなかった。
くやしい。
次ディズニーいったら小さめの耳じゃなくて大きめの顔買っちゃうかもしれない。
出番1秒のグラサン
ともよちゃんの出番、ここだけ。
この1秒グラサンだけ。
ちゃんと目が見えてる状態からグイっとかけ上げてる。
こういうとこなのよ、MASQが好きなのは。
ともよちゃんはジャーマネのキャラとしてグラサンがモチーフになってるからこんな適材適所ないだろうと思って「Golden Touch出演しなくてもいいからグラサンのとこだけやって!」っていうおねがい。
一瞬だけど、一瞬だからこそスッと入ってグッとかけてサッと抜けるタイミングを見計らうのがすごく大変だったって。
そうだよね、でもそのおかげでこんな最高の想い出ができたよ。
バレたBUTA&OKAMI
バレたBUTA&OKAMIが最大の魅せ場。
もうこのねねちゃんとうららちゃんのコンビがなんとも言えない空気感で真顔でやるのが全員ツボだったよね。
バレた感を出すために腕でシャッターつくってさとみちゃんがシャッター開けてシャッターが開いてバレるっていう細かさよ。
こういうとこなのよ、MASQが好きなのは。
オール金魚
多い。
多いのよ金魚たち。
2匹でいいのに6匹も泳いじゃって。
水槽なら大渋滞だけど大箱スタジオだからスイスイ金魚。
マネキンとBB
マネキンをしてる間はりょうちんとさとみちゃんがステップでBB。
「どのタイミングで踏むのが正解なんだろう」みたいな間奏のステップが終わったときに「ビービー、ボーイシェケシェーケ」に入ってくからBBと呼んでた。
オカダヤの宇宙生地
宇宙が好きでね。
宇宙グッズが家にたくさんあるんだけど、なんなら宇宙ルームがあるぐらいなんだけど、今はもう使ってないPCデスクにオカダヤで調達してきた宇宙生地を敷いてたの。
その生地を持参したよ。
指集合
激フォーメーション
出演人数が多いと組めるフォーメーションのパターンが激化するからどうしても多めに入れたくなってしまう。
フォーメーションは観てるだけで目が楽しい。
16歳のときにその目を持ってからフォーメーションと構成は趣味の1つと言ってもいいくらい好きになった。
ダンスとかマーチングの大会で他校のフォーメーションを見るのが楽しかった。
何においても「センス」っていうものが問われると思うんだけど、同じようにフォーメーションや構成の世界にも「センスのあるなし」は確かに存在する。
それは素人目で観てても見分けがつく。
「カッコイイなー。この構成ヤバいなー」と感じたチームは会場の盛り上がり方も尋常じゃないし大会では上位入賞する。
MASQでもカッコいいフォーメーションとか構成を組みたい気持ちは当初からあるけど、ダンス初心者さんが複雑なフォーメーションに何曲も取り組むことはカンタンではない。
まず、
フォーメーションってなーに?
なんで必要なの?
なにが魅力なの?
やったらどうなるの?
こういったことを実感してもらわないとなかなか伝わりづらい。
2021はフォーメーションに力を入れることにした。
安室ちゃんのライブフォーメーションをそのまま組んで練習したVチェックでは歓声が上がった。
「フォーメーションが入るだけでこんなに違うんだね!」
伝わった。
Golden Touchのフォーメーションはリアルフォーメーションではなかったけどわりと取り入れた。
だからフォーメーション練習に1番時間がかかったのもGolden Touchだったね。
走らないと間に合わないくらいたくさん入れたからね。
安室ちゃんのステージではダンサーさんたちすんごい勢いで走ってたりする。
100M走のオリンピックなの?っていうスピードで移動してたりする。
たまに秒で消えてるときもあってマリックの仕業かな?と思うときもあるけどこれはすべてIZUMIさんの仕業。
プロのステージングにはいつも感服するし、尊敬するし、憧れる。
いつかやらせてね。
惜しみない構成。
タッチw/ゲスト
M6 Golden Touch