さくひん。
「ありがとう」の気持ちをI Willで贈ってくれたうららちゃん。
マネージャーのともよちゃんと私に気持ちの表現をプレゼントしてくれた。
3人でこの楽曲を完結させるお話ももちろんあったけど、なんやかんやで2人でその続きを表現することになった。
言葉にするにはあまりに難しいことと、言葉にできないこの想いを大切にしたいので、なんやかんや。
バラードにしっくりくるジャンル、JAZZ。
レッスンは指折り数えられるぐらいしか触れたことがない私と、基本的にJAZZベースのうららちゃん。
なんてこともあり、想いもありで、振りの9割はうららちゃんが生み出してくれた。
どうしてこれにしたの?
と聞くまでもない、聞きたくもならないような表現だから、表現の理由は聞いたことがない。
「私の背中に」
こんな感じの一言で伝えたくれたけど、すぐ把握できた。
どうやって?どのぐらい?いたい?おもい?とかも、言ったことない。
- 1 思いがけないできごとにまた今日も
- 2 みんなからのメッセージを何度でも読み返しては
- 3 きっと誰よりも分かり合える
- 4 みんながいてくれるなら
- 5 どんな瞬間も乗り越えて
- 6 みせるよ
- 7 だから抱きしめていてね
- 8 ずっと離さないで
- 9 言葉にできない
- 10 この想いを
- 11 JAZZの人はこう
- 12 でんぐり返し・後
- 13 どんなときもずっと
- 14 遠いけどいつでも
- 15 すぐそばに感じてる
- 16 やさしさにすべてを任せたい
- 17 夜もある
- 18 きっと誰よりもわかりあえる
- 19 きみは安らぎとともに
- 20 よろこびをくれるよね今も
- 21 これからもその存在が
- 22 心満たしてくれる
- 23 言葉にできないこの想いを・2
- 24 歌い続けていたい
- 25 見つめていてねぇえ
- 26 And I will be with you
- 27 何かを失って毎日を
- 28 叫び続けようとも
- 29 嵐が過ぎ去ったあとはいつも
- 30 虹は浮かぶ
- 31 言葉にできないこの想いを・3
- 32 NEVER END
- 33 フリースタイル
- 34 言葉にできないこの想いを・4
- 35 ライオンキング
- 36 I WILL
思いがけないできごとにまた今日も
うららちゃんのような表現力をわたしは持っていないから感心するばかり。
内にあるものを、細胞にお任せする感じ。
「泣いたり」の表現が特にすきだったなー。
みんなからのメッセージを何度でも読み返しては
「ぜひ、去年のアルバムでも!」
去年、みんなの愛がたっぷり詰まったアルバムをいただいた。
何度でも読み返したくなるあたたかい手書きメッセージとあたたかい想い出写真。
それを、何度でも読み返す表現はどうでしょうか、というステキなうららちゃん案。
このとき体育座りしてやさしい眼差しでこちらを見てくれているうららちゃんがすき。
きっと誰よりも分かり合える
「わたしそっちいくから支えていただいて」
「あーはいはい」
多くを語ってもらわなくても「きっとこうだろうな」が不思議とわかる。
ダンスが身近だからなのか
JAZZはこういうのあるよねとイメージがつくからなのか
阿吽の呼吸なのか
どれかよくわからないしきっとどれもそうなんだろうけど、理解りやすい。
分かり合える、と言っていいとおもう。
みんながいてくれるなら
JAZZのことはほとんどわからないのだけど、タイミングが独特なのはなんとなくわかる。
遅取りがメインというか。
たっぷり取るイメージ。
わたしが高校時代に経験したダンスはオンカウントにピッタリ合わせてちょっとのズレも出さないための練習をしてきたから、音とずらしたほうがいいことに衝撃を受けたスクールのJAZZレッスン。
このパートで腕をグングーンってするとこも、どうしてもオンカウントで取りがちでJAZZっぽさが出るように遅く取れるようにからだに入れたとこ。
こういう表現ってカウントだといい表現がでないから、うららちゃんのスピード感に合わせるんだけど、慣れてなさすぎて全然合わなくて。
すんごい遅く取ってるつもりでも全然速くて。
細胞たちにお任せしたところ。
どんな瞬間も乗り越えて
ここはすきにやらせてもらった。
いつもにこにこしてるけど。
この7年で乗り越えてきたことってかなりあって。
かなり重くて。
かなりきつくて。
かなり傷ついて。
かなり泣いて。
でも。
どんな瞬間も乗り越えてきた。
どんなにしんどくても乗り越えてきたんだここまで。
だから、「ここはやらせてほしいな」っておねがいしたの。
理由は言わなかったけど、「どうぞすきにやって」ってうららちゃん。
表現したいことがあるのだろうなって、何も言わずにわかってくれるのってすごいよね。
みせるよ
「強めに、みせーるよ!ってして」
ドンドン!って足踏んで、バッてしてって。
指定してもらったところ。
最初、ドンドンが弱かったらしく、「もっと!」って。
こんなこと言ってくれるのも言えるのもうららちゃんならでは。
舞台監督だとおもってる。
だから抱きしめていてね
ずっと離さないで
練習では腕を何度も掴み損ねて。
こんな大事で真剣なシーンでも、掴み損ねる度に爆笑。
うららちゃんとはいつもふざけてばっかり。
言葉にできない
ここすき。
この想いを
JAZZの人はこう
足と腕の使い方。
JAZZの人はこう
身体の使い方全然違うんだよなあ。
でんぐり返し・後
20年振りかもしれない後転。
高校時代、ダンスの大会で高得点を出すために取り入れる「技」がいくつかあって。
その中の1つが後転。
垂直になるまで後転したら、骨盤、腿、膝、足首の順になめらかに降りてく「しゃちほこ」って技。
1回練習するたびに骨盤が体育館のフロアに当たるから痛い。
超いたい。
みんな骨盤におっきい青あざつくってて、黄色になってくる頃にまた練習だからまた青くなって、紫になって、ずっと消えない。
痛かったけど、痛みと引き換えに大会では優秀な成績を残せた。
その時代はしゃちほこができるチームがやっぱり強くて、そのとき自分たちのチームはしゃちほこができないから弱くて、次の大会までにしゃちほこができるようになってというオーダーがコーチから入って、みんなで青あざつくって、次の大会で入賞。
青あざが報われた。
20年前に体育館の想い出が蘇った後転練習。
20年後の今は新しいダンスジャンルを学んだことで後転あるあるの1つがなんとなくわかるようになった。
入ってくときはスプリットで、着地の脚ってこうだよね、的なあれ。
どんなときもずっと
この手、本番だけきたのよ。
こうやってみると、頭を支えてもらってる感じがあるんだけど、このあとこう。
ぐいっと。
次いくよ、な感じがあったよ。
うららちゃんの肩が心地良くてつい長居しちゃった。
遠いけどいつでも
「どい!」
この独特なタイミングすごいうららちゃんぽい。
すぐそばに感じてる
ここからもやらせてもらった。
みんなと心の距離は近いけど、自分が独りでたたかってることとか抱えてることとなると遠かったりして。
だから、
「遠いけどいつでもすぐそばに」
がやりたくて。
やさしさにすべてを任せたい
夜もある
任せたいけど、任せられないことってたくさんある。
そう感じてきたの瞬間が、だいたい真夜中。
MASQを立ち上げたいと思った夜
立ち上げるためになにが必要かわからなかった夜
わからないから本屋さんに毎日通った夜
ネットで1000記事読み込んだ夜
調べたことをノートにとった夜
認知してもらうためにブログ開設した夜
読まれる文章の書き方を勉強した夜
ブログで検索1位になるための勉強をした夜
心地良さを感じてもらえるレッスンの流れを考えた夜
ステージをつくる責任を感じた夜
やりたいことを諦める線引きに葛藤した夜
自分の心よりなにかを優先した夜
すべてを誰かに任せたい
そんな夜が
いくつもあった。
もう何年も、そんな夜を独りで過ごしていて。
甘える場所があればいいんだけど、ない。
そんな気持ちを表現したかった。
誰かの背中にすべてを任せたいけど、
最後の最後にはやっぱり任せることができなくて
また自分にしまい込んで
苦しくなって
はきだせる場所も人もいなくて
独りで泣く夜
きっと誰よりもわかりあえる
MASQを愛してくれてる仲間なら、きっと分かり合える。
きみは安らぎとともに
「ここでやすらぎたい」
「うららちゃんのお膝だけど、みんなのお膝と思って甘えたい」
って言ったっけな。
でも私とうららちゃんだからさ。
甘えます、甘やかします、なんてことになるわけもなく。
どうされてたかって、デンジロウ先生だった。
プラスチックの下敷きを頭にグイグイ擦って静電気を発生させる勢いで、私の頭を強めにコスコスしてくれてたの。
練習はずっとデンジロウ先生だったの。
それが、本番だけやすらぎを与えてきたんだよ。
本番だけ、手をそっと頬に添えてきたんだよ。
そんなこと1回もしなかったじゃん!!
って笑っちゃってるとこ。
喜んじゃってるとこ。
よろこびをくれるよね今も
うららちゃんとやってるけど、やすらぎとよろこびはみんなからもらっているよ、の気持ちでやっていたよ。
これでもかというほどの愛を与えてくれてる。
もらいすぎなぐらいもらっている。
これからもその存在が
1人1人、たいせつなんです。
心満たしてくれる
1人1人の心を引っ張って、自分の心に入れ込んで、満たされる。
言葉にできないこの想いを・2
「2サビは頼んだ!」
と、パートをいただいたところ。
振りを付けることはできなくはないのだけど、JAZZ振りは経験がなさすぎてなにをどうしたらいいかわからなかったから、自分の心がこうしたいと思う動きにした。
言葉にできないから全部のみ込んで。
胸に想いがはいって、重い。
歌い続けていたい
安室ちゃんは歌い続けていきたいと言ってるけど、わたしは踊り続けていきたい。
先と後を繋げることで「続けて」をしてる。
腕は、ゆらゆら。
歌い続けていきたい安室ちゃんの要素をなにかで表現したいなと思って、波がゆらゆらと、ずっと、続いていくような、そんなイメージで。
沖縄の波とやさしい凪のようす。
波はもちろん奈美恵さんとかけてる。
見つめていてねぇえ
そのまま。
無添加すぎて説明いらない。
こういうところ、JAZZのスキルがあればもっと立体表現ができたとおもうんだけど、背伸びしてもしかたないし、本質的ではないから、等身大で。
And I will be with you
何かを失って毎日を
「何かを失ってください」
と指定してもらったところ。
こっからうららちゃん。
失いかたはなんでもいいって。
そういうとこがすき。
すれ違って失うんだけど、すれ違い様にコンタクト。
「うしなうよ」
「うん」
この一瞬のコンタクトがすきだったなあ。
それぞれの失い。
叫び続けようとも
嵐が過ぎ去ったあとはいつも
嵐がきて、去ってく感じを出したくて高速シェネと、なんて名前だかわすれたやつ。
なんて名前だかわすれたやつは、高校時代にクロスウォークで永遠に練習してたときに右手の回し方がまったくわからなくてすごい困ってたやつ。
なんていうか、腕だけクルンってしたいのに、身体に一緒にくっついてきちゃって抜け感がない的な。
なんでそう思ったかって、上手な子たちを見てると、腕の使い方が全然違って、あの腕はどうやるんだ・・・って何度も何度も腕の抜け感を出す練習をしたやつ。
自分で回すんじゃなくて、遠心力に頼るのがコツと学んだ奴。
虹は浮かぶ
この虹はうららちゃんが用意してくれた。
こんなうれしいことしてもらえるなんて、ほんとにしあわせだよ。
「虹を浮かばせたい」
としきりに言っていて、浮かんでた。
浮かばせてくれた。
すごいよ、虹浮かんだよ。
言葉にできないこの想いを・3
「虹を巻き付けたい」
ってしきりに言っていて、巻き付けてくれた。
NEVER END
NEVER ENDの手話。
細かいことは言葉にできないけど、感極まったとこ。
フリースタイル
「うぉううぉおーは大きめに伸びて、あとはもう自由にやっちゃって」
空間と時間をくれたので、そのとき出たものにのっかった。
なんにも考えない、決めない、そのときに出たものをそのまま。
こんなこと昔はできなかったな。
言葉にできないこの想いを・4
「んーーー、そうだな」
「ちょっとこれでいってみる」
っていう、その場で生まれたもの。
このパートはどう動くかまったく決まってなくて、他パートの練習をしてたときにふっと始まって、入れてもらったところ。
わたしからは絶対うまれない動きがたくさん入ってて、勉強になったしおもしろかったし、こんなことできるなんて尊敬だし、のすきなところ。
ライオンキング
「のぼってくわ」
「わかった」
岩のつもりでいる。
I WILL
振付ダンス、ではないからセトリに入れるか迷ったけど、新しいチャレンジしてみてよかった。
昔だったらやってなかっただろうな。
うららちゃんとじゃなかったら、なかっただろうな。
先生ではない誰かから振りをもらうことなんてこの先もないだろうからすごく貴重な時間だったな。
言葉にしようと思えばいくらでもできるのだけど、言葉にできないこの想いを胸に。
うららちゃんに大きな感謝を。
M17 I WILL