ビブスっていうんだね、このあみあみ。
バスケとかやってた人ならビブスを知ってるのかもしれないけど「ゼッケンみたいいなやつ」と思ってたよ。
ダンシング・ジャンクといえば「忍たま乱太郎」のエンディングテーマだったみたいで、そうなればもうエンディングを観るしかないわけで、エンディング見たら「止まんないThey」で乱太郎がこんなポーズをとってた。
腕の隙間から覗いてくるあやちゃんがツボ。
「♪ヒップなあいつぅ〜の〜」後は「ひっぴひっぴうぉううぉう」じゃなくて「ヴォーグ・ウォーク」だった。
ダンスジャンルに「ヴォーギング」っていうのがあって、日本人の有名ダンサーさんはAyabambiさんとか清水舞手さん。
先生で有名なのはRandy xtravaganzaさん。
ランディさんのレッスンを受けたことがあるんだけど、めちゃくちゃ優しかった。
あとめちゃくちゃおもしろかった。
「デフラワー」という基礎技を丁寧に教えてくれて、1人ずつ見てくれて、1人1人を「あらぁ、お上手ね〜」っていう感じで褒めて周っていて、私のときは「あらぁ〜いいわねぇ。あとでおやつあげるわぁ」と言ってくれたけど、まだおやつもらってない。
初心者のみんなをこれでもかと褒めたあとに「もう1回やるからアタシより綺麗に回せる子がいたら申告してちょーだぁい」と言ったときに「これがプロか」と感じた。
今からもう5年前ぐらいのことだし、ランディさんが私のことは覚えてるわけもないけど、レッスンを受けた側ってほんの一瞬のことが永遠に残ったりするもんだよね。
ヴォーギングを極めたかったわけではないからそれからはレッスンには出てないんだけど、「うわーこんなところにランディさんが!」っていうことがあって。
ヴォーギングに関していろいろ調べてたら東京ゲゲゲイさんに辿り着いて、代表のMikeyさんの感性やチームのパフォーマンスがすごすぎてしばらく嵌って観ていたとき、「ダンスが僕の恋人」という楽曲に出会ってMVを観たら、もうなんというか、なんとも言えない「ぎゅーっ」とした気持ちになったの。
切なすぎて、刹那すぎて、苦しい感覚とか真夜中から朝にかけて流れるあの特有の時間と場所と身体の感覚とか、なんかそういう複雑な感情がそこにぎゅーっと詰まっていて、もう何度も何度も観てるんだけど、エンドロールでダンサーイントロデュースみたいなシーンを初めて観たときに「この踊り方はヴォーギングだ!どなたなんだろう!」と思ったらランディさんだったっていう。
そのエンドロールのクレジットにも掲載されてるダンサーさんのレッスンにも出たことがあって、「うわぁー先生がMVに出てる!!」みたいなことがあったんだよね。
ダンス講師っていろんなお仕事があるからそりゃあアーティストのMVにも出演してるし、ライブツアーをまわったりしてるんだけど、「こんなすごい人のレッスンを受けることができるとか貴重でしかない」っていう感じかな。
先生だっていつまでそのクラスを持ってくれるかわからないし、私もいつまで踊れるかわからないし、だから「今この瞬間」を逃さないように生きていきたい。
だからヴォーグ・ウォークはヴォーギング風の腕を入れることにした。
ここ数年観てきたナンバー(ダンスイベント)ではこのヴォーギングの手技を高速で取り入れたりしてて、「どうやってまわしてるんだろう」と思いながら観てたあの頃と今では知識量がだいぶ変わったなぁ。
経験ってすごい。
不良はモテるのか
「不良っぽくてぇいいぇい、惹かれちゃうぜ!」のとこ。
不良がいない学校だったから不良に惹かれたことはないけど、不良に惹かれる学生の気持ちはわからなくもない。
わるいことってきっと楽しい。
スーパー・モンキーズ
スーパー・モンキーズは2階のセットで踊ってるからその雰囲気を出したくてこういう構成にしたんだけど、このときはもう1階に降りてきてる。
そんなの誰もわかるわけないんだけど。
だって同じフロアだし。
でも自分たちの気持ちの中でそういうとこまでやったんだってことが大事。
「たまんないぜキュートなベビーフェイス」
こんなのりょうちんに任せる以外ない。
「おまえのことーさー♪」
あやちゃんとせりはりょうちんを、りょうちんはみんなに向けて「あなたがキュートなんですよ」してるのがいい。
「ラッキーラッキー」
「BADボーイ」
ギャル男のナンパ
「遊んでる風のー」
遊んでる風、といったら自分たちの時代は「クラブにいるギャル男」でしかなかったからまずあやちゃんが絡みにいって、
せりが投げキッスして、
どっちのギャル男にするかりょうちんが悩んで、
玉砕。
ここ楽しかったなー。
練習のときはギャル男感が出るように襟足を巻きがちだったけど、本番はアドリブで出たのが投げキッスだった。
こんな絡みかたされたらたしかに「いらーん!」ってなるよね。
クラブで絡まれても好印象なのはギャル男、チャラ男よりガツガツしてないリーマン。
「恋しているのに」
「むかつく顔で」
「ドロンパ」
カウベルさん
「カウベル」という楽器を叩きながらラップをカマしてたから「カウベルさん」と呼ぶことにしたんだけど、このシーンがけっこう長くて。
安室ちゃんもスーパー・モンキーズもクラップでエールしてたから最終的にこの形になったんだけどそれまではこのゼッケンを1人ずつ着替えにいくとかもやってた。
「なみえあむう〜ろ」のとこでなんかやりたいねって話もあったんだけど、「なみえあむう〜ろ」が急にくるからタイミングが掴みづらくてお座りエールになった。
センターがあやちゃんに変わって、あやちゃんだけに視線が向くようにりょうちんとせりは背中向き。
「誘っておくだけ誘っておいてドロンパ」して、
「ベイビーふあゆー?」
どちらさまですか
「ふあゆーのYOUのとこで誰か指差してもいいかもね〜」っていう練習を3人でしてたから、3人が3人とも差すことがあって、
「ベイビーふあゆー?」「あやです」
「ベイビーふあゆー?」「りょうちん」
「ベイビーふあゆー?」「せりです」
「りょうちん字余り〜」
って笑いながら練習してたのとか、本番では出てこないけど、みんなの胸にこういう瞬間的な想い出が残るのもいいよね。
ベイビーふあゆー2
「ふー!」のとこでりょうちんとあやちゃんが一緒の方向に出たことがあって、次の「ふー!」ではこうやって左右に分かれて出てっていう即興力もあったねー。
こういうとこほんとにすごいし、同じきもちでやってることがお互いに伝わるからすごく楽しいしうれしいよね。
最後に、最初にやった乱太郎ポーズを順番にとって、
足まわして(たぬさんショットがナイスすぎる)
フィニッシュ!
M1|ダンシング・ジャンク
りょうちん・せり・あやちゃん