7レオパ。
ALLひょう
PVのイメージが強すぎて「衣装はレオパードにしようかー」でそれぞれのヒョウ。
さとみちゃんのセンターからスタート。
かわいいがベースだったさとみちゃん、かっこいいもセクシーもできるようになってきたから最初においたんだけど、やっぱよかったね。
さとみちゃんのセクシーはつくり込みすぎてないとこがいい。
このナチュラルセクシーを全員が持ってるかというともちろんレディースだから持ってはいるんだけどちょうどいい塩梅で出せるかというとオーバー気味になるんだよね。
それはそれで魅力なんだけど、安室ちゃんのセクシーさってやりすぎないとこがいいとこだと思ってるからさとみちゃんならではの控えめなセクシーさが出てるのがほんとよかったね。
ねねちゃんには1番大変なポジションに入ってもらった。
どの曲もこういうときどうしてもねねちゃんを頼ってしまう。
フロアまで一瞬でダウンできるのねねちゃんしかいないんだもん。
もっと正確にいうと、ダウンを中途半端にしないでやりきるだろうなと思えたのがねねちゃん。
もっと深くいうと、このダウンをやるにはスピードと勢いが必要で、このあとの戻りもスピードと勢いが必要で、タイミングに間に合うようにフルアウトでやるには筋肉が必要で、その筋肉をくまなく使ってくれるとか、筋肉がなくたってフルアウトでやってくれるであろうと思ったのがねねちゃん。
ご覧の通り腕がフロアについてるし背中もまるまってなくてとても低いとこまで入ってくれてる。
大変だったよねここ、せりが上から重圧してくるしね。
なるべくソフトタッチでいこうと思ってたけど半端にやると半端なフォームにしかならないからわりとグッと入らせてもらったけど、それを「どんどんきて」って受け止めてくれるのもねねちゃんだったからどうしても、こういうとこを任せがち。
りょうちんにセンターチェンジ。
りょうちんには悩みがたくさんあって、セクシーさもその1つだったね。
Hot Girlsはセクシーさをどう出せばいいのかわかんない、どうやったらみんなみたいに出せるんだろうって言ってたけど、それぞれの個性があるわけでみんなみたいなセクシーさを出さなくたって魅力はたくさんあるんだからいいんだよ。
一生懸命な表情かスマイルが多いりょうちんだけど、こういうパートはこういう表情になる。
感情がそのまま乗っかって出るタイプ。
7人だから前列4、後列3のほうがバランスはよかったんだけど2人。
必死で覚えた振りをミラーとか新しい振りで覚え直すのってほんとに大変で、ここもねねちゃんならっていう想いがどうしてもね。
もちろんねねちゃん以外のメンバーにおねがいしても全員がんばって合わせてはくれるけど、最初に伸びてく腰から腕のラインと、下に入ったときの背中のラインとお尻の出し方と肘の角度がキレイに取れるのがねねちゃんの得意分野ってとこもあってまた任せちゃった。
おやすみマン
ともよちゃんセンター。
こういう楽曲とか振りとかパートが好きなことを知ってるからここはともよちゃん。
この後エアランウェイに出てくんだけど、そこを希望してたのもあってどこから入ってたらスムーズかなーっていう構成上のこともあったけどちょうどよかったね。
こういう瞬間に女優スイッチが入りがちなともよちゃんだからどう魅せるかはおまかせ。
みんなはただ寝てるだけだから。
寝てるだけなんだけど実際はめっちゃくちゃきっついんだよね。
COMEXでフラットバックはほんとにギリギリのギリギリだよ。
だけどねねちゃんはともよちゃんを引き立たせるためにさらに10度下に入ってくれてる。
もちろん他のメンバーもプルプルのギリギリでがんばってる。
安室ちゃんを引き立たせるとか、構成とか、バランスとかに全力を尽くしてるダンサーさんの気持ちがすこーしわかる。
たった4歩のランウェイ
安室ちゃんがセンターステージに出てくるとき4歩で辿り着いた試しがないけど、スタジオのランウェイは4歩で到着。
ほんとは1×8ぐらいグングン出ていきたいけどね。
「8歩小股で出るぐらいなら大股で4歩のほうがいいね」みたいな検証を何パターンもやってこうなったね。
モデルウォークと安室ちゃんのウォーキングってそもそも歩き方と方針が違うから比べようもないんだけど、安室ちゃんのウォーキング以上に美しいウォーキングってあるのかなってぐらいどうしようもない感じあるよね、特に花道出てくるとこと階段降りてくるとこ。
クロスウォークが基本だけど、ダンスも振りがないとき、フォーメーション移動するときにどうしても「歩く」っていうことが発生するんだけど普通に歩いてるダンサーさんなんているわけもなくて。
あれも1つのパフォーマンスであり技術であり造形美だから全神経使って歩いてるわけで。
だからカッコイイんだけど、あんなにカッコよく歩ける技術は身につけてないからせめて堂々と歩こう、つま先は絶対外向けて歩こうって。
ともよちゃんを筆頭に芋づる式で歩いてくんだけども、PVの世界観的にもDVDの雰囲気的にもとにかく堂々と歩いたほうがいい。
でもさ、ほら、ただの安室ちゃんファンだからウォーキングの練習とかはしないわけよ。
だから最初はわりとふつうに歩いてる感じになってたの。
でもふつうじゃダメなんだここは。
レッスンではスキルのことほとんど伝えないけど、どーーーしても「ここだけはがんばって!」っていうとこだけは伝える。
それがこのウォーキングのパート。
ふつうに歩いていいわけがないパートで、むしろウォーキングがメインのパートだから「わたしがNo.1と思って歩いて!」って何度も伝えさせてもらったね。
そうやって声をかけると意識がそこに向くからすこしよくなるんだけど、「みんなならもっといけんだろ」と思ってプチスパルタを入れたよ。
歩くパートを抜けて、前に座って、「ちょっとみんなだけで歩いてみて」って歩いてもらった。
みんながんばってたけど、まだいける。
いけないわけがない。
だから「もっと!」「もっとーーー!」「私がNo.1!!」「私がNo.1だと思って歩いて!!」って言ってたらみんなの歩きかたが変わった。
これはレッスンの範囲じゃなくてスキルとか指導の範囲になるからレッスンではこういうこと伝えないけど伝えてよかったな。
このときやまぴも一緒に見てくれてたからこのパートに入るとやまぴ1人なのに「わたしがNo.1、わたしがNo.1」って前から見て伝えてくれたのがまたよかったな。
みーちゃんセンター。
みーちゃんもセクシーさがいい感じに出るタイプ。
その世界観にスッと入る感じがあるというか、浸れるというか。
大人の部分が出るし、手足も長いし背も高いからこういうとこいいね。
あとは振りを踊ってるときとはまた別の雰囲気が出せるのがいいところ。
みーちゃんを取り囲むみんなはCOMEXでダウンするのぷるっぷるでほとんど子鹿なんだけどあやちゃんすごいよ。
あやちゃんはね、決して身体がやわらかいわけじゃないのにフロアに手ついて頭も全部入れて限界までいってる。
ここまで踊ってきた楽曲数から言ってもここめちゃくちゃきついのにこういうとこで気を抜いてないのがほんとすごいよ。
ねねちゃんセンター。
これだけ腿上げができるのねねちゃんだけだね。
あとプリエね。
誰よりも高いとこまで膝もってくし、誰よりも深いとこまで入るし、フルアウトじゃないねねちゃんを見たことがないぐらいいつもフルアウト。
「いまはマーキングでいいよー」っていうときでもフルアウト。
だから細胞がフルアウトの形を覚えてこうやって残るんだよね。
これは足の力だけを使って引き上げてるんじゃなくて、軸がちゃんと取れてるのと、腹筋使ってるのと、インナーで引き上げてるのと、たのしくてたのしくてしょうがなくてこうなっちゃってるのミックスだと思うな。
1人だけ笑ってるもん。
あやちゃんセンター。
あやちゃんはとにかくDメロがすき。
あとむずかしいパートほど「チャレンジしたい!がんばりたい!アイソレできるようになりたい!ここできたらかっこいい!」っていつも言ってる。
だからコソ練とかしてすんごいがんばってる。
だから成長スピードが他のメンバーより速い。
裏でめちゃくちゃ努力してるからね、表で出るよねこういうの全部。
花道もセンターステージもないけど構成そのままいれるとそれっぽく見えるのがいいね。
みんなそれぞれの方向むいてるけど背中でメンバー感じながらできたのたのしかったな。
ラストセンターに入らせてもらった。
身体の構造的に肩が前に入りがちで、そのフォームがすきじゃないからなるべく肩を引くようにいつも注意してるんだけど、これもやっぱ引ききれてないねー。
自分では引いてるつもりなのにね。
でも首の角度と向きと倒し方とあごの位置は去年よりよくなったからよしとしよう。
それよりなによりALLレイディースでHot Girlsが踊れたのがたのしかったな。
M10 Hot Girls
MII NENE SERI TOMOYO SATOMI RYOCHIN AYA