ターンして、ターンして、ターンする曲。
COMEXで50ターンはどうかしてるSTROBE
早めのCOMEX
「すきな曲ランキングのTOPにSTROBE入るぐらいすきー」らしいみーちゃん。
初SHINE、初COMEXでSTROBEを踊ったとは思えないぐらい余裕の表情。
表情をつくってるというよりは、この曲がほんとにすきで、踊ることが楽しくてこのスマイルが出てたんじゃないかな。
2020年は1曲目からCOMEXを履いてたけど、COMEXで20数曲踊るってほんっとにきつくてきつくて。
3幕と4幕のボルテージMAXのときにフルパワーを出したいからって2021年は2幕までスニーカーを履いたんだけど、2022年は1幕2ndからCOMEXを履くことになった。
まずSTROBEでスニーカーという選択肢、そんなものは存在しない。
それと、1幕の衣装は「いつも真っさらな気持ちでスタート」の意味を込めてるから白衣装繋がりでSTROBEも1幕に入れた。
でも1幕はスニーカーだから、どのタイミングでCOMEX履くか検討して、「1幕2nd」という新しい枠をセット。
イントロ8ターン
1曲で8ターンぐらいなあるかもしれないけどイントロだけで8ターン。
もうこの時点で三半規管おわってる。
Aメロに入る前なんてWターンが入ってくるんだけど、このあと42ターンぐらいくるのと、STROBEの後にまだ17曲残ってるのと、誰もバレエ習ってきてないのと、COMEXで安全に踊ることを考えてWターンは抜いてシングルにした。
次STROBEを踊る機会がきたときは入れるよ。
ペア振り
メンズのつもりで。
安室ちゃんの相方ポジションに入るのはYUSUKEさんが圧倒的に多いイメージで、STROBEもそうだからYUSUKEさん感をもっと出せればよかったんだけどなんせCOMEXなもんであんな男前な感じは出なかった。
でもみーちゃんがレディー感を出してくれてたからそれっぽくなれた気もする。
ペア振りって、通常の振りじゃないからすごく覚えづらいし、2パターン覚えていかなきゃレクチャーできないし、合わせてみるまで合うかもわからないし、合わせても合わなくて、どうしたらスムーズに動けるようになるのかその場で見極めなきゃいけないし、COMEXでそれができるのかもやらなきゃいけないしでめちゃくちゃ大変。
だけど、ペア振りにはペア振りにしか出ないよさがあるのよ。
みるっ!
安室ちゃんが踊ってる間にメンズダンサーさんは上手に移動して、「だだっ!」っていうタイミングで安室ちゃんを急に見るんだけど、この「みるっ!」は毎回あやちゃんと同じ気持ちでやってたからかなり揃ってたよね。
そこから鮨屋の大将まではみーちゃんのソロ。
だいすきな曲だもん、たくさん踊ってほしいよ。
鮨屋の大将はてやんでぃ
手をパチンと叩く振りのあとに、額の汗を拭うような振りが入ってたから「鮨屋の大将はてやんでぃ」っていうイメージで振りを覚えた。
そんなつもりで創ってるわけじゃないのはもちろんわかってるけど、これだと1回で覚えられるし、振りが抜けづらい。
ここの足なに
ステップが細かすぎる。
そのステップをそのスピードでCOMEXで踏むの?
え、踏めるのそれ?
っていう感覚。
あのね、ほんとにね、COMEXでの1歩ってスニーカーの10歩ぐらいの破壊力があってね。
そこにターンが入ってくるとかもう、足がもつれるほうがナチュラル。
つま先もすぐINになっちゃうし、軸はなくなるし、首はきれないしでフォームがガッタガタになるんだけどもうそこは気だけでどうにか乗り越えてく、っていうわけにもいかず。
「こーぼれるおもいーを」の半ターン✖️2を減らしたよね。
いやー、もうリスペクトの面だけでいったら全ターン入れるべきなんだけど、そのレベルまで自分たちが追いつけてないから安全第一で。
もう頭にかぶっておいてもよかったんじゃないかな、安全第一ヘルメット。
これは一体なにごと
1サビが終わってからあやちゃんとみーちゃんでペア振り。
ここ、安室ちゃん連続4ターンしてるの。
どうして。
どうしてそんなにまわるのまわれるの。
ここはね、レッスンの振り起こしも、レッスンも、レッスンの後のレクチャー動画撮影のときも、1回やるだけで頭がぐわんぐわんしてたから「できるだけまわりたくない」と思うほどだったのにみーちゃんこんなこと言う。
「わたしあそこまわりたい」
「え、ほんとに?」
「うん、ほんとに」
すきな気持ちが三半規管の訴えを上回るってすごいよね。
きっついのにずっと笑顔でまわり続けたみーちゃんほんとすごかった。
ペア振りの練習って、1回2回でうまくいくわけもなく、何回も何回も練習するんだけどそのときも弱音を吐かずに黙々と回ってたんだよ。
でもそのしんどさを誰よりも知ってるから休憩を多めに挟んで、何度も大丈夫か確認したんだけど、「大丈夫」って返ってくるんだよね。
それって大丈夫としか言えなかったのかもしれないけど、「大丈夫じゃなくても安室ちゃんと同じ数だけターンを回り切りたい」という意思でもあると思ってて。
だからそこはもうお任せしたよ。
これは全員一致ですごいすごいって毎回思ってたとこ。
うぇ〜い
うぇ〜い、うぉ〜い。
LIVE構成で見かけるメンズの絡み振り。
イケてるレディースさんに「うぇーい」とか「うぉーい」みたいな感じのことやってるあれのこと。
ちょっかい出す的な。
2Aはあやちゃんをソロにしたからみーちゃんと一緒にあやちゃんに遠くから絡んでたんだけど、このときあやちゃんがこっちを向くことは1度もなくて、振り向いてくれない感じがまた最高によかったよね。
「そんなメンズ見向きもしねーぜ、あたしは踊るぜ」みたいな堂々たる感じが。
だからみーちゃんといつも「全然みてくんないね笑」っていう感覚をお互いに感じながらちょっかい出すこの時間もたのしかったな。
ペア振り2
あやちゃんが安室ちゃんポジション、せりはYUSUKEさんポジション。
あやちゃんのレディー感もすごくよかったなあ。
ストイックすぎて「背中をこう!背中をこう!」って何度も回り込みの練習をしてたあやちゃん。
真剣なときと余裕があるときの表情の違いがはっきりくっきり出るのもあやちゃんの特徴。
はないちもんめ
はないちもんめをほんとにやってたのって小学校だったよね。
「あの子がほしい」で選ばれたときってオーディションに受かったときぐらいうれしかったなあ。
「これだけ人数がいる中で自分を選んでもらえた」っていうよろこびだねあれは。
自分のチームに気になるダンスィがいる場合は絶対に選ばれたくないけど、相手側に気になるダンスィがいる場合は「早くもらってくれ」という欲が発生するから「どうしたら必ず選んでもらえるのか」って考えてたことあったな。
あれってさ、多いと10人✖️10人とかでやるわけで、その中からご指名をいただくには「相談しましょ」「そーしましょ」の時点でまず自分の名前が候補に上がらないといけないわけで。
候補に上がるにはまず「他の子には持ってないなにか」を持ってないといけない。
ただね、小学生の「あの子がほしい」なんて、もうね、ただの「すき」でしかないからね。
気になるダンスィにアイコンタクトで「次もらって♡」ビームを送り続けると「あの子一覧」にトレンド入りできる確率が急上昇。
「そーしましょ」で名前を出してもらえたらもうこっちのもん。
あとはじゃんけん問題があるけど、勝った場合は選んでくれたダンスィの隣に「うふふ♡」しながら横について、手つないで「うふふふ♡」のサザエさん状態。
相手チームに入ったら入ったで元チームに取り戻される場合もあるけどそれはそれでうれしいし、「帰りたくない」「帰らないで」「帰らせない」とかの意味で強く手を握られてもキュン。
恋愛ゲームすぎるはないちもんめ。
でも今回のSTOROBEにおけるはないちもんめは、みーちゃん&あやちゃんVSせりという構図だったし、あの子が欲しいも何もない。
だからすぐに足踏みパートに入ってく。
足の踏みすぎ
「くろーすぃ」のとこからはずーーーっと足踏みしてる。
この足踏みで歩いてたら軽く渋谷まで行けるんじゃないのってぐらい踏んでる。
構成練習のときは前腿の筋肉がイカれたけど何回か繰り返してるうちに細胞が覚えたんだろうね、「あーキツいやつですね、はいはい」みたいな感じで、受け入れるようになって踏めるようになった。
みんなだけのスペース
「2人だけのスペース」って歌詞だけど、MASQやってると勝手にMASQ的解釈したり意味付けしたりすることってよくあって、ここもその中の1つだったけど、「MASQ(この日このステージこの空間)はみんなだけのスペースだよ」っていう気持ちでやってた。
SHINEメンバーは誰でもウェルカムできるわけじゃないし、スタジオだけど一応ステージとしてやってるからこの枠内に立てるメンバーもSHINEメンバーだけだし、この空間もなにもかも「ここにいるみんなだけのスペース」っていう気持ちになったんだよね。
ラストは安室ちゃんがやってるポーズとか振りとかじゃなくてオリジナル。
「結び合わせて」でおわるから、絆を結び合わせてって気持ちでハート描いてから下で結んで心まで引き上げることにした。
そう決めてたわけじゃなかったけど、どっかのタイミングで自然とこれがうまれて、しっくりきたから最後までこれでやり通した。
M5 STROBE
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