安室奈美恵さん21曲振付ダンスイベント【SHINE MORE MASQ 2021.12.18本番】M8│NAKED

全員出演曲

SHINEメンバー8人が勢ぞろいした曲。

安室ちゃんが「マスク」と発してくれる曲。

SHINEセトリで最初にフォーメーション練習した曲。

COMEXのお出まし

こめっくすのーーー

おでましぃーーーーー!!!!!

安室ちゃんがステージで履いてるピンヒールブーツのブランド、COMEXさん。

もうね、これは事あるごとに、永遠に、言い続けるよ。

これで踊るのほんっっっっっっとにキツいのよ!笑

だから安室ちゃん、やっっっっっばいのよ。

ギロッポン、ザギンのOLさんみたいに美意識がハイならハイヒールもハイぎみ。

最低7cm、基本9cmって感じじゃないかな。

信号待ち見かけた見覚えのあるベージュのカーディガンを羽織ってお財布片手にキッチンカーに向かう丸の内OLさんも美意識高そうだけど3cmか5cmのイメージ。

そうなるとだね、「普通に歩いても差し支えないヒールの一般的な高さ」って5cmか7cmなのね。

でもね、実際は差し支えまくり。

家から駅まで歩いて、電車ではずっと立ってて、下車してから会社まで歩いてるから出勤した頃には「もうすでに痛いんだけど平気な振りしてないと」みたいなOLさんけっこういるんじゃないかな。

キレイなパンプスの中、くちゃくちゃの絆創膏だらけ、なんてことはよくある。

だから社内では「足が痛まない(痛めた足が休まる)ナースサンダル」に履き替えるOLさんが一定数いると思うの。

私はどうしてもあのナースサンダルのフォルムでテンションが下がっちゃうタイプだったから、痛みをガマンして1日過ごすんだけど、帰りとかもうただの地獄。

痛くて痛くて1歩出すのがやっとみたいな。

これねー、全レディースなら共感してもらえると思うけど、

「あれ、足の裏、燃えてない?」

ぐらい痛いときあるよね。

帰りの交差点なんかは信号待ち見かけた見覚えのないベージュのおばあちゃんのほうが自分より歩くの速いもんね。

だからね、普通に歩いても差し支えあるヒールの高さが7cmなのにね、安室ちゃんが履いてるCOMEXさんのヒールったらね、11.5cmなの。

11.5だよ、11.5!!!!!

ちょっとした竹馬。

そんなCOMEXさんのピンヒールブーツ、2021年は3幕からCOMEXさんのお出まし。

ピラミッド

もうこの時点でプルプルよ。

だけどせっかくみんなでブーツとPV風衣装を合わせたから安室ちゃんのライブ構成をそのまま取り入れることにチャレンジしたNAKED。

実際のステージでは、

暗転→両脇ダンサーさんにスポットライト→どんどんセンターへスポットライト→ラスト安室ちゃん

からの「どこ探して―も」になってるんだけど、

8人全員ステージに出てるから、どこ探してーも照明さんがいないの。

実はやまぴが照明コントローラーを片手に踊ってた話はまた別でするけど、

暗転しないまま両脇にスタンバイしてる時間が長いと向かいにいるメンバーと目が合って笑っちゃうし、最初からピラミッドになってても待機時間が長すぎる。

こんな風に「照明があるからあの構成演出でいけるけど、ここどうしようか」みたいなことはけっこうある。

NAKEDの場合は最初にねねちゃんがセンターバックからトップまで歩いてきてキメて、「おー!」ってなったところで両脇から2人ずつ出てきてピラミッドをつくっていくことにした。

ダンス界ではフォーメーションにネーミングがあって、ピラミッドのことは「ショット」「V字」と呼ばれてる、ほんとはね。

さっちゃんはね、さちこって言うんだ、ほんとはね。

と同じようなもん。

たぶん2017年のフォーメーション練習のときに「ピラミッド」って言ったんだと思う。

△←この型をそのまま呼ぶなら「さんかく」だけど、「さんかく」って響きがしっくりこなくて。

テストで△がついたり、予定が確定しないことも△で「微妙」というニュアンスが含まれるイメージ。

だからピラミッドって口走ったんだと思う。

そんなわけでピラミッドからスタート。

おむすびころりん

土曜7:00と言えば「ぼおやあ~」でお馴染み、「まんが日本昔ばなし」の枠。

名作の1つにおむすびころりんがある。

まず先に伝えておくけど、おむすびを転がしてしまった経験を私は持っていない。

(カラスにホットドッグを持ってかれてしまった経験なら持ってる)

おむすびと日本人の距離はかなり近いのに、おむすびを転がしてしまった日本人は全国民の1%にも満たないと思う。

おむすびとはかなり距離のある外国人に至っては、おむすび転がし率0%と断言したい。

おむすびが転がる可能性としては、手のサイズに対しておむすびが大きすぎてバランスを崩すぐらいしか考えられないけど、そもそもおむすびは手の平サイズで握るんだからバランスを崩すもなにもない。

つまり、おむすびが転がった原因は、

ただのうっかりである。

おむすびをうっかり転がしてしまった、そんなことを聞いたら気になってしかたないことが1つある。

「おむすびの転がるスピードって時速何キロなんだろう?」

斜面方向の運動方程式によると加速度はこう。

\begin{eqnarray*} ma=mgsin\theta\\ a=gsin\theta \end{eqnarray*}

ま、まぐしんシータ。

あ、ぐしんシータ。

読めない。

シータで合ってんのかな。

シータで合ってんならパズーも出してくれよな。

そんなことを考えてばかりでこの運動方程式では答えが出ないから、

「おじいちゃんが走ってもおむすびには追いつけないくらいのスピード」

と考え直すことにした。

最初からそうすればよかった。

そもそも、おむすびと並走できるおじいちゃんなんて相当なスポーツ選手だったはず。

世界記録を樹立したウサインボルト選手でもさすがにおむすびを転がすことはないだろうけど、おじいちゃんになってもそこそこのスピードで走れる気はする。

ウサインボルト選手のトップスピードは時速44.17キロに達することが証明されてるから、おじいちゃんになる頃には半分の20キロぐらいかな?

そんなわけで、おむすびが転がるスピードは時速20キロ(MASQ調べ)

私は「走る」という行為が好きではないけど、COMEXで3時間踊れるからおばあちゃんになってもそこそこの身体能力をキープしてる気がする。

でもおばあちゃんになったらこれぐらい腰曲がっちゃうのかな?

MASQの40年後の様子ってリアルにこんな感じなのかもしれない。

こんなおばあちゃんたちがいたらもれなくMASQですので声かけてください。

返事がなかったら耳が遠くなってますので大声で話しかけてください。

そんなおむすびシーン、ほんとはフロアに手をつかなきゃいけないの。

これがねー、11.5cmのCOMEXブーツを履いてるから全然届かなくてさっきのCOMEXおばあちゃん状態。

しかもこの後はフロアにお尻をついて転がっていかなきゃいけない。

これは危険回避策として「さも転がったかかのように見せる」に変更。

フロアをころころと転がる→おむすびころりん

そのマスクもう取らない?

ダンスが上手な人なんて数えきれない。

しかも素人だからダンススキルで認知してもらうのは難しい。

じゃあどうしたら1回でMASQを覚えてもらえるのか?

まだMASQが世に誕生する前に脳をショートさせてたMASQ昔ばなし。

1回で覚えてもらうために考えたのが仮面をつけること。

「安室ちゃんの振付ダンスを踊ってる仮面をつけてるこの人たち、いったい何者なの?」

これなら興味を持ってもらえると思って仮面舞踏会のMasuquradeと仮面のMaskをかけてMASQと命名。

レッスンでも2017のステージでも仮面をつけて踊っていたけど、もう仮面をつけることはなくなった。

MASQを知ってくれる人が少しずつ、少しずつ増えて、仮面をつけなくてもMASQと認識してもらえるようになったから。

NAKEDのレッスンは2021年。

安室ちゃんが「そのマスクもう取らない?」と発したときには「もう取ってるよ、安室ちゃんのおかげだよ」って思ってた。

安室ちゃんが「マスク」と発する唯一の楽曲、NAKED。

仮想現実

見事なプリエでございます。

かかとに乗れないのにこんなに深いプリエができるのは、気合いと体幹と柔軟性。

仮想現実から今すぐWake Upするどころか、最近では仮想通貨、NFT、メタバースの仮想空間に浸かる世界が話題。

MASQでもこれを取り入れることはもちろん考えてるし実践するのはなんでも早いほうがいいんだけど、取り入れたい年が今じゃない。

地蔵と大佐

ここはNAKEDで1番の魅せ場だったねー。

しかも2021年はホンモノのメンズ、やまぴが入ってくれたからメンズ感が急に出て最高だったな。

メンズが1人いるだけで場がしまる!

メンズの大佐をやるレディース4人もカッコよかったな。

さとみちゃんとせりはレディースダンサーさんの構成リスペクトで「地蔵」に。

このときはまだ「彫刻」だったけどね。

安室ちゃんやダンサーさんを引き立たせるために、一定数のダンサーさんはおやすみに入るんだけど、MASQは全員振りを踊れるから抜くことを最初はすごく悩んだんだよね。

レッスンに来てくれて、覚えて、SHINEのために一生懸命また覚え直して練習してきたのに「ここは抜くよー」って言うことに申し訳なさを感じてたの。

だけど、ありがたいことにSHINEメンバーは理解力と愛が深いから「練習してきたのに!抜くなら最初から言ってほしかった!」みたいな考えの人が1人もいない。(そういう人はそもそもMASQにはいないけど)

「安室ちゃんと同じ構成でできるなんてうれしいよーたのしいよー」っていう気持ちがみんな一緒だからとてもあたたかい。

「地蔵」はディズニーマニア用語。

ショーパレが始まる前から場所取りしてお地蔵様のように動かないでスタンバイしてる人のこと。

それぐらい動かないでね、ってこととディズニーのエンタメ、ドリームリスペクトで「地蔵」にしてる。

レディースダンサーさんたちはスポットライトが当たってないけど、安室ちゃんとメンズダンサーさんの構成が映えるようにしっかりと地蔵してる。

地蔵中にねねちゃんと大佐たちのパフォーマンスを横目で見て感動してついニヤニヤしちゃうってのをいつもさとみちゃんと楽しんでいたパート。

あーもうこれ今ならべて見て気づいたけど大佐の向き、前じゃなかった!!

安室ちゃん向きだったー!

でも構成はバッチリ!

大佐が腕をシャキンと上げるタイミングも1人1人違う。

レッスンで教えたカウントとズレるからそこも覚え直したりする。

ほんと地味で地道な積み重ねのおかげで構成が見えてくるんだよね。

この大佐1列がねー、最初は全然間に合わなかった。

1番後ろにいる1番慎重の小さいりょうちんが1番移動距離があって、どんなに駆け込んでも1列におさまりきらないうちに次が始まっちゃってたんだよね。

ここであやちゃんだったかな、「最初の斜め1列の傾斜をもっときつくしたらいいんじゃない?」っていう案を出してくれたのと、

本番フロアでリハを何度もやって、「センターをまたごう」ってことになったんだよね。

安室ちゃんの構成はセンターより左側につくられてるけど、それだと間に合わないから、あやちゃんとうららちゃんでセンターを跨いじゃって、もう右ゾーンに入ってきちゃえっていう案。

そしたら間に合った!

みんなのトライのおかげ!

そして1列から「バッ!!」とカッコよくポーズを決めるシーンがあるんだけど、「カッコよく出るぞ!」の気合いが入ったみんなの出かたがかわいくて、「大佐だからもっとカッコよく強く出てくれ!」って毎回笑ってたけど、本番はこうだったよ。

カッコいいよ、うららちゃん以外笑

もうねー、楽しすぎて笑っちゃうって言ってて、それを抑えてまでカッコよくしてとは思わないからね、こんないい写真撮れたね笑

やまぴはもう大佐以外の何者でもないし、あやちゃんなんてもう髪を振り乱してまで大佐ってるし、足しか見えてないともよちゃんだけど左への出方が大佐でしかない。

りょうちんに至ってはたぶんTADASHIさんの鷲掴み風で大佐してると思うんだけど、ほんと研究熱心で芸が細かいよ。

2020年はダンス未経験者だったりょうちん、2年目でこんなことまでできるようになるなんてただの成長でしかない!

その頂点ではねねちゃんが安室ちゃんをやりながらゲストにも体現で絡んでて、その光景を真横から見てるというもう最高のシーンであります。

来々軒

「ライ・ライ・ライ たたたた、ふー!」

こんなのはもう来々軒しかない。

「来々軒からいくよ~」で、全員に通じたけど「来々軒」で食事したことは全員ないと思う。

そんな来々軒からの2サビは、さとみちゃん、初めてのセンター!

うれしい!

さとみちゃんもダンス未経験で2020に出たときからすごく変わった。

全曲、全員にセンター希望をアンケートしてるけど「センター希望は特にないよ~」だったあのさとみちゃんが、「NAKEDはセンターをやりたいと思ってる私がいる、こわい笑」と勇気のメッセージ!

そんなの絶対やってほしい!

でも、センターがこわい気持ちすごーーーくわかるな。

高校時代は「先輩か実力ある子だけが立てる特別な場所」がセンターだったし、MASQでもセンターに入るってなかなかのことなんだよね。

MASQではスキルを重要視しないスタイルではあるけど、今でもどの曲でも「センターに入れてもらったからにはちゃんとやらないと!」な気持ちはみんなにも私にもある。

私はなにかっちゃセンターに入りがちだから、他にセンター希望の子がいるならどんどん入れてあげたい。

さとみちゃんのセンター希望は「もうやっちゃって!!」っていう嬉しさでいっぱいだったなー。

そんなさとみちゃんのここがすごいよを言いたい。

つま先がね、安室ちゃんと同じぐらい外に向いてるの、これほんとすごいよ。

同じぐらいとうか、似てる開き方をしてるのがすごい。

骨格が似てるのかなー?

股関節が柔らかいからなのかなー?

すごくステキな瞬間!

仮想現実2

ここは動画じゃないと伝えきれないやつ。

安室ちゃんのリアルステージでもこの構成がすごくカッコよかったところ。

ともよちゃんとりょうちんが後ろから歩いて出てきて最前列に入るんだけど、もうなんていうのかなー。

みんなの長方形(仮想現実)の合間をドヤって歩いてくる感じ、迫力があってよかったな。

こういった心掴んでしょうがない構成を生み出すIZUMIさん(たぶんこれもIZUMIさんだとおもう)へのリスペクトが深まってしょうがないよ。

あー構成ってほんとおもしろいなー。

カチカチボン

カチカチして、ボンってするところ。

カチカチボン。

NAKED初回練習日。

「カチカチボンの」

「カチカチボンどこ」

「カチカチボンてなに」

そんなにカチカチボンって言うことある?ないよね?ってくらいカチカチボンを言い続けてたからkuroko1のうららちゃんに動画作成依頼。

「カチカチボンのカウンター動画つくって~」

こんなたった一言で私が求める動画クオリティーで仕上げてきてくれるあたりがさすがkuroko。

誰かが「カチカチボン」と言う度に、カチカチボンカウンターの数字が1つ増える。

最終的に1分間で11回もカチカチボンを言ってた。

なんなら最終的には「チキチキボーン」になってた。

オール大佐

大佐中の大佐であります。

5大佐のときは2地蔵のうちの1地蔵だったさとみちゃんと私もラストはオール大佐。

8大佐やることなんてないからね、すごくよかった。

圧巻の11大佐であります。

M8 NAKED

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