安室奈美恵さんの引退に合わせてMASQ LIVE STYLEも幕を閉じた2018年。
Showtimeでステージを降りた1年後、MASQ LIVE STYLEをリニューアルしたSHINE MORE MASQを開催。
リアルステージではなく、いつものレッスンスタジオでみんなで踊って楽しむことがコンセプトのダンスイベント。
SHINE MORE MASQのオープニングはずっとShowtime
サビだけ全員で踊って、あとはわちゃわちゃのフリースタイルだったけど、
「2021は1人にフォーカスしてもいいかもね!」
というステキな案をともよちゃんからもらって新しい構成を考えることができた。
オープニング M0 Showtime
SHINEメンバーで円陣を組むと「いよいよ感」がヤバい。
「今日で最後かー」
「3時間後には終わっちゃうのかー」
「1年がんばってきたなー」
そんな切なさもあるし、
「すごい楽しみすぎる!」
「とにかく楽しもう!!」
みたいなワクワクもある。
円陣を組んだだけで「みんな同じ気持ち」がビシビシ伝わる。
この輪の中に流れてる空気がもうすごくて。
エネルギー測定値みたいなのあったら右に振り切るどころか一周しちゃうんじゃないかぐらい。
とにかく愛で溢れてる。
安室ちゃんがライブ前に組む円陣も似たような感じなのかなぁ。
ダンサーさん、スタッフさんも言葉にならない気持ちで溢れてるんだろうな。
円陣を組んでから話すことはいつも決めてない。
その場で出てきた気持ちをそのときの言葉で伝えるだけ。
たぶんこんなことを言ってる。
「みんな今日まで1年間がんばってきてくれてほんとにありがとう。とにかく自分自身が楽しんでください。そして応援に来てくれているゲストにも楽しんでもらえるように楽しもう。それとケガには気をつけて。何かあったらすぐ抜けてムリをしないこと。間違えても大丈夫。楽しければそれでいい。この1年間、みんながいてくれたからほんとに楽しかった。一瞬で終わるから後悔のないように楽しもうね。よろしくおねがいしまあああああああああああああああああああああす!!!!!!!!!!!」
「はい、ちょっと抜けます」
いざ!!っていうタイミングで抜けるしかない。
音響さんいないからね、全部自分たちで。
川に落ちたのにまだがんばってくれてるiPhone4で音出し。
曲の頭には「無音10秒」を入れてる。
抜けて、円陣にまた戻ってきて、「321なみえー!」ができるように。
走ってポチって走って戻ってくる。
この間に「ポジション、センターからズレてない?」と気づいたメンバー、輪になったままズズズっとセンターに寄ってたね。
そこに気がつくことはできなかったよ。
なんてったってもう10秒をきってる!!
「3,2,1、MASQでいくよ!すりー、つー、わん!MASQううううううううううううううううううううううううううううううううわああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
Let me take you everyone
What’s up!
構成のプロセス
2021は1人1人にフォーカス。
それならば1サビ前までに全員へのフォーカスを終わらせておいたほうが「みんなでサビ!」感が出ていいな。
AメロBメロを使って1人「1×8」を担当すればサビに間に合いそう。
「What’s up」から「心を奪いたい」までで、「ここをやりたい!」って思うメンバーがいるならそこを担当してもらおう。
ね「What’s upの振りをやってみたかったから差し支えなければおねがいします!」
ぜひやってくれ。
他に希望パートを希望するメンバーはいないのー?
どうやらいないようだ。
それなら次はりょうちん一択。
MASQでは何かの順番を決めなくてはならないとき、MASQ内部への手厚いサポート(貢献)への感謝の気持ちが強いとか、ステージ、レッスンなどの参加順で並ばせてもらうことがある。
2021はこの並び。
SERI(代表)
TOMOYO(マネージャー)
URARA(kuroko1)
AYA(kuroko2)
SATOMI
NENE
RYOCHIN
YAMA P
What’s upはねねちゃんからスタート。
「What’s up!準備はどう?」
8人全員がSHINEすぎなのは写真からわかってもらえると思うから構成のお話をメインに。
フォーカスメンバー以外がサッとしゃがむことでフォーカスメンバーが映える。
しゃがみスタイルをテストでやってみたらすごくよかったからとにかく1メンバーだけに目が向くような構成を考えた。
「靴を鳴らして」ではねねちゃんは踊ってて、他のメンバーはとにかく靴を鳴らして。
「GO I got it」でりょうちんがセンターに入る。
すたんだ!
もうスタンドアップどころかジャンピングだけど、「すたんだ!」の勢い的にただ立つっていうことがどうしてもイメージと合わなくてジャンピング。
でもこれだけだとりょうちんだけにフォーカスできてないから、「誰にも」でフォーカス。
「誰にも」
バックになることでりょうちんにフォーカス。
動きを文字で説明するのってすごい難しいし、読むほうも理解しにくいと思うし、ダンスだから動画で観たほうがいいに決まってるけどこれブログだから文字でどうにかする。
「抑えられないのもー」
後ろにいたけどメンバー花道を通って前列になるやまぴフォーカス。
レディース7の中にメンズ1だから何したって目立つんだけど、ここはもうどうぞ目立ってくれよの気持ちで7レディースはバックでの花道通過。
「My heart is shaking shakingろけんろ」
右奥にいたさとみちゃんが横に歩いてきてフォーカス。
これMASQでは超新しいカニスタイル。
メンバーが入れ替わるときに横から1人だけ入ってくるっていうパターンは今までやったことない。
というか1人フォーカススタイル自体が初。
「体中に響く鼓動 しぇきしぇきなーああ!」
左奥から前までグングン歩くあやちゃんにシェキシェキフォーカス。
それまでセンターにあった視線が一気に動く。
「I know!幕開けてよ」
全員バックのまま再度によけることで「幕あけてる」感。
センターうららちゃんにフォーカス。
「みんなカーテンになって!」って言って練習したけど幕だよ、幕。
「女はみんなアクトレス」
しゃがみキラキラスタイル。
アクトレスしてるともよちゃんにフォーカス。
「心を奪いたい」
投げキッスで1人ずつ倒れていってせりフォーカス。
こんな風に1人1人にフォーカスタイムがあったShowtime
構成を考えるのも練るのもテスト書きするのも清書するのも書き直すのもプリント設定するのもプリントするのもレクチャーするのも覚えるのも何もかもすんごい手間がかかったけど、
すんごい、すんごいよかった!!!!!
なんか、料理と似てる。
手間暇かけたらちゃんと結果に出るもんね。
めんどくさがってたまねぎ1秒しか炒めなかったカレーと、めんどくさいけど良い仕上がりにしたいからたまねぎ1時間炒めたカレーとでは深みが違うみたいなもんだね。
「カレーライス」と書かれたカレー屋と
「たまねぎを1時間じっくり炒めた深みのあるカレーライス」と書かれたカレー屋
どちらに行きたいかって、絶対後者。
だから「たまねぎ1時間じっくり炒めた」と書く代わりに「プロセス」をめっちゃたくさんめちゃめちゃたくさんイエローハットぐらい書く。
フォーカス構成が良すぎて初めてのVチェックはみんな沸いてた。
メンバー全員がちゃんと目立ってるのがよかったんだよね。
たった1人だけに視線が集まるからそのコの魅力がすっごい伝わるのが最高。
これができたのも「1人1人にフォーカスしてみるのもおもしろいかもね」と提案してくれたともよちゃんのおかげ。
この一言がなかったらわちゃわちゃしていつもと同じだったはず。
それも楽しいからいいけど、成長とか変化にはチャレンジが必要だよね。
いつでもチャレンジしてるから永遠にチャレンジ一年生。
「踊ってね手のひらの舞台で」
遠近法を使って手の平の舞台に乗ってもらうスタイル。
振付を踊るだけじゃなくてMASQスタイルでオープニングをつくれるのも楽しい。
「覚悟は」
急な縦一列。
ここまでたった4カウントで来なきゃいけないからほとんど走ってるんだけど、ダイヤモンドになるために必要な工程。
「あゆれでぃ!」
ここがダイヤモンド。
♦←この形になってるつもり
「がんばって楽しんでる姿は美しいからダイヤモンドぐらいみんなSHINEしてるよ」
+
MASQの仮面ロゴのアイラインとサイドラインにつけてる♦
1,2, Watch me hey!
これがNo.1運命のit’s showtime
まさにWonderland最高のit’s showtime
ねばせっ、ふー!
You take me to the top
ここでラインチェンジ。
前後交換することで後ろにいたメンバーがよく見える、見てもらえる。
からのロールオフ。
1列目はYou Take me to the top から全部
2列目はtakeから
3列目はtopから
カウントをずらして入っていく構成がロールオフ。
JAZZ系だとカノンって言う先生もいるけど高校で教わってきたのがロールオフ。
ロールオフも高校の部活で経験したからつくれたけど、経験がなかったらこんなこと思いつかないだろうなー。
それにレッスンの中では構成練習はないから舞台に出演するか観に行くかしないと「構成」ってことを知る機会もない。
舞台ではロールオフどころかとんでもない構成がこれでもかってぐらい入ってるからすごくカッコいいし見応えが半端ない。
とにかくダンスをさらに引き立たせるのが構成。
なんていうのかなー、お寿司を塩でいただく感じかなー。
「あえての塩ね!引き立つ魚の旨味!」みたいなさ。(醤油で食べたいけど)
ハイクオリティの構成は出ハケが多くて全員がずっとステージにいるってことがないんだけど、Showtimeオープニングだからね、ハケてる場合じゃない。
だからちょっとでも動きに幅が出るロールオフを使うことにしたの。
サザエさんの笛・個性的なスプーン
やまぴの、ぴー!
このシーンがやりたくって。
「笛吹いてる感じだけで全然OKだよ!」って伝えてたんだけど、ホイッスルがあればおもしろいかなと思ってダイソーで買おうと思ってた矢先、やまぴから連絡。
「笛あるから今度持ってくね!」
持ってた。
笛持ってた。
そんなの吹いてもらうしかない。
メジャーな笛吹きとしてはハーメルンだけど、馴染みのある笛吹はどうしたってサザエさん。
ハーメルンが笛吹くのが1回に対して、サザエさんは毎週日曜に欠かさず吹いてる。
やまぴも毎週土曜は欠かさず吹いてきたようなもんだからほとんどサザエさんなんだけど、この右足のつま先がすごい。
ダンス上手なの丸出しになってる。
このタイプのVANS履いてる時点で「あ、ダンスがハイレベルな人なんだな」ってのは一目瞭然なんだけど、そういう人ってつま先とかかとがすごいことになってるんだよね。
ここの安室ちゃんもつま先立ててる。
ダンスでハイレベルな子とかJAZZ系の子はつま先立ちがち。
つま先が立ってるとそれだけでフォームが全然違うから意識して立てるようにしてるけど、立てにくいスニーカー履いちゃってて全然立たん。
立てようとするともれなくつる。
だから次に選ぶダンスシューズはつま先が立てやすいこともポイント。(つま先をピンとすることをポイントということにかけていることをわかる人はダンスやってるに違いない)
つま先がこれ以上立たんってとこまで立ててたやまぴの「ピー!」に対して全力でアクションしてる7人。
1人1人ちゃんと「しまった!」なリアクションしてるからじっくり見てほしいけどしまった賞はりょうちんだね。
エアカート・エアコップリレー
これはつま先を立たせてばかりのねねちゃんが考えてくれた構成メモ。
21曲の構成は全部私が考えてるから「もしかしたら誰か構成を考えてみたいメンバーがいるのかも?」と思って声をかけたらねねちゃんが挙手。
このカートシーンを取り入れてくれてる。
安室ちゃんの撮影現場みたにカートでの自由徘徊ができたらよかったけど、まずカートはスーパーでしか見かけたことがない。
スタジオでカート見たことない。
レンタルできたとて、持ち込むのも保管も撤去も大変だし、そもそもスタジオのリノリウム(床材)すごいいいやつ使ってるから車輪で跡残しちゃいけない。
そこで辿り着いたのがカート風BOX。
カート風BOXの正体は小物入れ。
ステージではなにかと小物が必要だけど曲間で手早く準備したり隠したりするために小物BOXを前の0番におくことになっていた。
「後ろの0番に置いといたらカート押せる感じになるんじゃない?」
というあやちゃんの名案によりBOXは後ろにセットすることになった。
そのBOXに洗濯物入れてこうよって案。
だけど、
「どれぐらいの量入れる?」
「洗濯物は回収が大変じゃない?」
「服が傷んじゃうんじゃない?」
「荷物ただでさえ多いから持ってこれなくない?」
っていう壁があって投げ入れる服は「エア洗濯物」になった。
エセカートにエア洗濯物を入れる。
こんなことができるのは小芝居だけはやたらとうまいMASQならでは。
うまい。
うますぎる。
洗濯物めちゃくちゃ入ってきてる。
こんだけ「洗濯物入れてる感」が出せるのほんとすごい。
ないカート、ない洗濯物を「ある」に変えて2Bに突入。
う「さとみちゃんの『ウソついてごめんね』が見たい!」
こんなリクエストがあってさとみちゃんは右側。
「あやちゃんとせりちゃんは、なんかここな気がした」
「あとは適当って言ったけどやっぱりこうやって座って欲しい」
そんなねねちゃんのリクエストでお座り順が決まった。
ってことで指定席に座るための指定席は各自持参のスタイル。
最初はスプーンが見えないように背面に貼ったけどはがれちゃったりサッと取れなかったテストの結果、座る面にスプーンを養生テープでくっつけることになった。
スプーン係はあやちゃん。
安室ちゃんたちはテーブルもあるしスプーンも最初から用意されてる。
それはプロの現場でプロのスタッフさんがいるからで、MASQは全部メンバーの手仕込み。
みんなで知恵を持ち寄ってテストして「これが良さそう!」を探って改善してまたテストしてっていうのを永遠やってる。
リハ記事でも書いたけど、Showtimeのスプーンをどうするかってなったときに最初にうららちゃんが「うちにプラスチックのスプーンあるから持ってくるね!」と言って人数分以上持ってきてくれたことがきっかけ。
「これにアルミホイル巻けばスプーンっぽくなるんじゃない?」
「アルミホイルなら家にあるし軽量だから荷物の邪魔にもならないね」
「次回からスプーン忘れずに持ってきてねー!」
そんな話があった次の練習日、すでに「スプーン」になってた。
「スタジオでアルミホイル巻けばいいか」と思って持参したけど、みんなお家でアルミホイル巻いた状態に仕上げてきてくれてたのがさすが。
これに限らないけどこのときに感じたのは「できることは自分でやってく意識が高いなー。メンバーの負荷が減らせる愛だなー」ってこと。
1023のリハ日は山手線が大幅に遅れます宣言Dayで予想だにしなかった巻き添えをくらってしまったメンバーの本数が仕込みタイミングで揃わず、うららちゃんがコンビニまで買い足しにいってくれたおかげで「背面だとくっつきにくい」というテストができて、結果的に座る面にくっつけることが決まった。
この日から私が全員分のスプーン保管係になったんだけど、帰宅後の荷ほどきで笑った。
アルミホイルの巻き方、超個性的。
きっちり覆うタイプ 5名
ちょっと剥がれてても気にしないタイプ 1名
かなり剥がれてるけど気にしないタイプ 1名
リアルスプーン感を出してくるタイプ 1名
誰が巻いたかなんてわかんないんだけど、性格的にリアルスプーンはたぶんりょうちん。
このスプーン8本を見たときになんかすごい愛しくなってね。
いつも愛しいメンバーだけど、「これ貼るまでにあれやってこれやって座って取って持って踊って片付けて・・・。このスプーンの登場シーン1分ぐらいしかないのに全力で小物準備してるなー。みんな前向きに取り組んでてすごいよなー」ってすごく微笑ましくなったの。
そんなみんなのエネルギーが詰まってるスプーンは「1,2,3,4,5,6,7,8!よし、8人いるね!」って毎回確認して仲良くジップに入れて持ってってた。
スプーン8本じゃないとこがミソ。
スタジオに到着して早々、あやちゃんはいつもこれをANAバッグ(小物おまとめバッグ)から取り出して、養生テープで椅子にくっつけてくれていた。
今年はみんなで養生テープをちぎってたけど、2020のときに「養生テープちぎり隊」に任命されたねねちゃんとりょうちんは2年目だから養生テープをちぎるのがべらぼうにうまくなってた。
クリアファイルにムダなく貼ってくとこなんてもうプロかったし、あやちゃんはクリアファイルが足りなくなる可能性を感じて自発的に牛乳パックを持参した、あの冒頭シーン。
こんだけの仕込みがあってやっとスプーンリレーができる状態。
お座りターン
1さとみちゃん
2りょうちん
3せり
4やまぴ
5ともよちゃん
6ねねちゃん
7あやちゃん
トリうららちゃん
8名、無事着席。
「あなたを奪いたい」
このシーンをやってる。
安室ちゃんとダンサーさんは5人でスプーンリレーをやってるんだけど、こちらは8名だからカウントを早めないと左側の3人ずーっとコサックです。
PV(MVと言えない世代)のこと語り出したら記事がおわらんのだけどYUUさん、SHIKINOさん、RISAさん、MIKIさんの4ダンサーさん+安室ちゃんという、もうどうしようもない感情が滾る5人でこんなに仲良くしてるPVってなくって。
いつもめちゃくちゃカッコイイかカワイイを感じるから「楽しそう!!」っていうレアショットが観れるShowtimeのMV(がんばった)めちゃくちゃ好き。
スプーンリレーとか安室ちゃんもダンサーさんたちも絶対楽しいはずなのに撮影だからはしゃぎすぎないように感情コントロールしなきゃいけないのがプロすぎてもうね。
その点、私たちは感情をコントロールするとかない。
楽しいをガマンできない。
スプーンリレー楽しすぎる。
でもモタモタしてるヒマはない。
次はコップリレーが待ってる。
このようにほんとはMIKIさん→RISAさん→SHIKINOさん→YUUさん→安室ちゃんにリレーされてくんだけど間に合わないからここも得意のエアコップで乗り切る。
だけどコップリレーができるかどうかは検証したんだよね、ペットボトルで。
ペットボトルをコップに見立てて、カウント内にリレーが終わるか?
さとみちゃんの「ごめんね」をみんなで見れるのか?
見れない。
ごめんねに間に合わなくてごめんね。
4人しかいないのに間に合わなかったから「8人で間に合うわけないよね!笑」ってことでこのときにエアコップ爆誕。
途中からうららちゃんが参加してくれてリレーの練習してたんだけど、このときはまだ小物のスプーン準備前で自分の親指をスプーンとするスタイル。
こうやって練習したり変更になったことをその場で即メモするからさとみちゃんはスペーン。
こうして仕上がったのがエアコップリレー。
ほんとのコップリレーは「コップがくる方を見てる」
このシーンと、Finallyの「ごめんね」を掛け合わせたのがここ。
うららちゃんのリクエスト「さとみちゃんのごめんね」をみんなで見れたし、PVシーンとFinallyの振りもできて1瞬で3度美味しいMASQ極食。
1カウントでもズレると何もできななくなるそんな
「スリルが好きなの」
「1,2 Watch me hey!」
こうしてお座りしたからには洗濯機シーンの振りを入れるに決まってる。
好きなシーンはたくさんあるけどここの腿上げが実にキツかった。
みんなスマイルでやってるけど超筋トレ。
あととにかくぎゅうぎゅうすぎる。
安室ちゃんとダンサーさんみたいに1洗濯機分くらいのスペースを設けたほうがそりゃやりやすいんだけど、ぎゅうぎゅうのほうが楽しかったしなにかっちゃハグしてぎゅうぎゅうしてたからこのスタイルで。
「ねばせっ、ふー!」
ここも重要ね。
洗濯物も洗濯機もスプーンもコップもなーんもないけど椅子1脚だけでこんなに楽しめるShowtime
そして華麗に散っていく。
かみしもに分かれたらスプーンを使って勝手に遊ぶ時間。
下手(しもて)
さとみちゃん:監獄食(海賊の肉喰らい)
ねねちゃん:あやちゃんにはろー
りょうちん:スプーン曲げ
やまぴ:視力検査
上手(かみて)
うららちゃん:カンニング視力検査
あやちゃん:ねねちゃんにスマイル
ともよちゃん:くし
せり:監獄食(海賊の肉喰らい)
ピーパン・カリブの海賊
ここで「海賊の肉喰らい」について補足。
全員集合日はゴハン会(GIRL TALKと命名)がある。
全員が旅行サイズのキャリー+6時間練習でグッタリ+コロナでもオープンしていて全員が入れるお店が条件だったからいつも同じお店を使っていた。
同じお店ということはメニューも同じだから「前回とは違う品をオーダーしよう」みたいな風潮があって、さとみちゃんに「今日は何が食べたい?」と聞いたらまだ1回も食べたことがない「お肉かなぁ~」と返ってきた。
初めて運ばれてきたお肉がなかなかワイルドで切り分けたんだけど、フォークじゃなくてナイフに刺さった瞬間が海賊みたいになった。
これにより「海賊ってどんな風にお肉食べるんだろう~?」という謎の肉食GIRL TALKが持ち込まれたことで「こうじゃない?」と全員が海賊になりきる事態に。
こうなるとディズニー好きの私としてはもうピーパン(仲良しのキャストさんがピーターパンをこう呼んでからこう呼ぶことにした)しか出てこなくて、ピーパンの海賊といえばもうワンマンズドリームⅡで、この公演をスーパーリスペクトしてたから「かーいぞくぐらしは~♪すてきな商売~ヤホウ!」という小芝居をついやってしまった。
すると「ヨーホーヨーホーtheパイレーツライフfor me~♬」と歌い出すメンバーが続出、あたり一面がカリブの海と化した。
そしてしばらく海賊ごっこが続いたあと、「ジブリもいいよね」という話題に。
ラピュタ究極の2択、ランプかパン
「天空の城のラピュタ」の名曲「きみを乗せて」についてどうしても言いたいことがある。
「さあ出かけよう 一切れの パン」
「ナイフ ランプ かばんに 詰め込んでー」
このサビに入る直前の歌詞を長年勘違いしていたことが発覚。
ラピュタの映画を観る前に小学校でこの歌を習ったんだけど、歌詞の区切れ目としてはこうなる。
「ナイフ ランプかばんに 詰め込んで」
だから、私は勘違いしていた。
「ナイフ ランプかパンに 詰め込んで」
小学生ながら首を傾げていた。
いや、ムリだよって。
一切れのパンにナイフを詰め込むって、はみ出ちゃうよって。
まさにこういう状態をイメージしていた。
そんな楽しいGIRL TALKもたけなわとなった頃、みんなで記念写真を撮ることになったから「お行儀は悪いけどみんなで海賊みたいになったらおもしろい写真が撮れるね」ということでこんな写真が撮れた。
海賊さん
海賊すぎる。
特にともよちゃん、完全に海賊。
持ってるのラム酒にしか見えん。
と「みんな海賊やった?あたしけっこうがんばったよ」
せ「え、じゃもっかいやろ!ちゃんと海賊して!」
全「わかった!」
3,2,1 パシャ!
なんなのこの人たち。
小芝居だけはやたらうまいMASQ。
中でもともよちゃんがずば抜けて海賊。
あまりに海賊すぎて「海賊さん」という名前が付いた(命名やまぴ)
それからというもの、Showtimeでスプーンを持つとナイフに思えてきちゃって対面したさとみちゃんとは海賊の肉喰らいをやるようになったというわけ。
そうとは知らない海賊さん、髪を梳かしている。
海賊はいつもアクトレス。
かみしもに分かれて小芝居をしていたアクトレスたち、「れーみびーtheおりわー」で急にセンターに集合。
「Only one」ということをスプーン1本で必死に伝えている。
だけど動画用カメラ4台、カメラマンカメラ1台、インスタライブ配信カメラ1台、手持ちカメラ1台、ゲスト8人に対してのオンリーワンだからオールインワン。
「輝くBest Play!1,2,3,4!!」
ここからの大サビは盆踊りスタート。
このスプーンをいつどのタイミングでどう片付けるかを協議した結果、2Aでセンターに置いたカート風BOXに投げ入れてくことになった。
輪になって踊りながら回るスタイルが盆踊りみたい、というのが由来。
盆踊りでスプーン回収
こうして踊ってる間に小物を自主回収することで次のMに影響を出さないという素晴らしいスタイルが出来上がった。
「ピーーーーーーーーッ!!!!!!!!」
ここでやまぴの笛、再び。
サザエ式で椅子回収
この椅子たちがを出しっぱなしのままでは景観的にもフロア的にも良くないということで椅子も自主回収。
だけど、普通に片付けると「作業感」が出ちゃうからなんとかおもしろく片付けられないか?と頭を捻ったら出た。
「サザエさんのエンディング、笛吹きながら1列になって家につっこむスタイルは?」
これは即決だった。
やっぱり笛と言えばサザエさん、サザエさんと言えば笛。
軽快な「ピッピッ!ピッピッ!」に合わせて椅子を回収。
「サザエ式お片付け」
これがオープニングのShowtime!