
kuroko曲
ズドーン

うららちゃんの一撃からスタート、この一撃はその場で出たもの。
本番の音源をわすれてしまうという大失態を犯したから当日の音源はリハ音源だった。
リハ音源は本番と一緒じゃなきゃいけないんだけど、最終調整をかけたラストリハ音源ではなくて、その1個前の音源だった。
何が違うかというと、曲間。
前の曲が終わって、次の曲に入るまで、無音の10秒を入れていた。
安室ちゃんは3秒だけど、わたしたちは曲によって出演メンバーが変わるし、曲間で早替えすることもあって10秒取っていた。
それでもBLACK OUTおわりからFashionistaの青衣装に早替えして板につくのに10秒では足りなくて、リハで間に合ったことは1回しかなかった。
だからFashionistaの曲間だけ無音の20秒を入れてあったんだけど、それが10秒だったからうららちゃんが板につく前にイントロが始まってしまった。
それでも落ち着いて着替えながら「ハ・ハ・ハ・ハ」に合わせてフリーのポーズを4つ決めて、ズドーン。
これを真顔でやってたのがまたシビれる。
舞台慣れというか、舞台経験者から出るアドリブ能力は高い。
Eye’s on me、everybody see、これもアドリブだったのでは?

「あ・あ・あ」

この連なってるときなんか楽しいんだよね。
「ゆがた、の!」

こういうとこなのよー。
立ってるとあやちゃんと私とかぶって見えなくなるからってたぶん座ってくれてる。
こういうアレンジよくやるの、うららちゃん、ねねちゃん、やまぴ。
ほんとよく見てる考えてる。
1サビはうららニスタ

わたしの憧れつま先外、ビューティフォー!
うららちゃんって喋ってるときすごくヘン(とても誉め言葉)なんだけど、踊り出すとすごく変(変わるって意味)。
このスピード感じゃないほうが得意で、似合ってるけど、Fashionistaもイカしてたよ。
「ゾーン!」

このゾーン、ほんとはなかったんだけど2番とラストはセンターに寄ってゾーンするのにうららちゃんだけないのが納得いかなくて入れたところ。
COMEXで6曲目、Fashionista、めちゃきつい。
特に「No.1エクセプショナル」の足。
ここは気合いで出すしかない。
渾身の力で出すしかない。
キックキックパカパは全然キックできなかったしパカれなかったけど。
ここからあやちゃんのターン。
あやちゃんは振りの中で「ここがやりたい!」がとても明確。
Fashionistaは間奏のアイソレのハイレベルなやつが入ってて、上下しながら胸とかおしりを出したり引いたりするから「洗濯板」って名前がついた。
洗濯板はまずあやちゃんがソロでやって、

うららちゃんが入って、


「あいぞんみー」

「えびばでぃすぃー」

ここはあやちゃんが安室ちゃんポジションにいるからうららちゃんと私はメンズダンサーさんになりきっている。
ほんとの「check me out」はとてつもないスピードで跳ねながら指をノンノンしてポジションチェンジしてるんだけど、いかんせんブーツなもんでちょっとも跳ねることなく移動するのがギリ。
「どうやってもIKKOさんになっちゃうけどそうじゃないよね」が2人の中ではおもしろくてずっと笑ってたとこ。
「あ・あ・あ」は私はお見守り。

あやちゃんにゾーン。

これがね、ずっとできなくて。
わすれちゃうというか、Fashionistaってすごいアガるし、ゾーンやるときってもう3幕のラストでガンガンに入ってるときだからうっかりしちゃって。
リハになってもできなくて、本番できて、交差するときに「できた!」のハイタッチ。
お互い、ナチュラルに。
スラムダンクかのように。

1234テキトゥヤ

リハでは1回も髪かぶらなかったのに本番ずっとかぶってたなー。
すごい悔しかったけど髪捌きがまだまだできてないから仕方ない。
ツケマにライドオン。

これナチュラルに直そうと試みてるんだけど、ニスタ袖がツルツルで結局ダメだったから次のターンに賭けた。

「おんみらい」

「わるわい」

「ぴぴぴ」


そしてラスト、あーいあーーむ
「あーーーあーーーああああー!」

限界だけど、安室ちゃんもこのとき渾身の力を振り絞って声出しながら反ってるんだもん、歌ってない分、限界まで反るよ。
ラストゾーン。

会場に響き渡るみんなの声。
ふぁっしょにすたー、ふぁっしょにすたー、べいべ!

CMCMCM,so come on and check my swagは、PVリスペクトでウインク。

M12 Fashionista
